2003~2004年に渡って起こったいわゆるレズ産業革命でそれ以前とそれ以後ではレズものの作品の質も数もかなり違います。そのレズブームの引き金になった要因にはいろんな説がありますが、レズキスの爆発的な魅力説、有名女優の参戦で一般ファンが流れ込んだ説、
女子校生レズ~先輩と私シリーズが地道にファンを増やしていた説、
三上翔子が頑張ったから説、巨大隕石の衝突説などなど結論は出るはずもありませんが、ただ当時の化石を発掘するとやはりSODグループの功績は大きかったことがわかります。もちろんその作品のラインナップもありますが、一番大きいのは今ほどネット通販が普及していない時代にレズ作品を惜しげも無く「レンタル」で流通させたことです。これはマイナージャンルにとってはものすごく大きなことです。あとその作風も同性愛にスポットを当てるのでは無くただ単純に男が出てこない女性同士の絡みとして捉えた作品が多く一般作品のファンが大量に流れ込んだ要因になったとも思われます(その作風に批判もありますが)普通はマイナージャンル相手だと少数相手なので高値で搾り取るのが商売の基本でしょうがSODグループはマイナージャンルでも搾り取るよりも垣根を下げてレズものファンそのものの数を増やす道を選んでくれました。SODグループが無かったら今のレズものの繁栄はなかった。それだけは間違い無いと思います。
コメント
コメントの投稿
トラックバック
http://aaaabbb.blog.2nt.com/tb.php/466-dd19bb82